釣り教室では、釣り開始からしばらくの間はご参加の皆さまを回らせていただいております。

その時釣りが初めての方であればリールの扱い、ロッドの扱いからお伝えさせていただいております。

扱えるようになると、たとえばエギタコ釣り教室であれば、小突きの勘所をお伝えすることになります。

小突きの仕方はレクチャーでもお話ししているのですが、実際にやってみると初めての事、中々上手くは行かないものなのです。

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レクチャーでは「海底で寝ているオモリ(小田原型など)を立てる、直後に寝かすを、1秒間に3回ほど繰り返して、プラスチックでできているエギに命を吹き込む」とお話しさせていただいております。

ただ初めての方は、オモリを30㎝程度持ち上げてしまったり、瞬間的に勢いよくロッドを跳ね上げたりしてしまうので、海底のエギの動きが大きすぎてしまったりするのです。

小突きは根掛かりの回避と共にお伝えする内容で、そのどちらもできた方がエギのロストが少なく、タコのヒット率が上がるものです。


そういった基本に忠実に、そのルーティーンを集中して正確に繰り返しているとアタリが訪れる確率が上がります。

ですので「ビギナーズラック」は、真面目に基本を守っている証なのだと考えられます。


また、ちょっと釣果が上がってくると、更に釣果を伸ばそうと釣具屋さんに出向き、自分独自の仕掛けなどを考え実践すると釣果が落ちてしまうことがままあるのです。

これは基本を疎かにして独自の道を歩き始めるとそうなってしまうことがあるのですが、原因は先に書かせていただいた「基本の逸脱」で、基本を固めなけれなならない時期に飛躍しようとしてしまうからだと考えられます。

建物を建てるにもにも基礎が大切で、基礎=基本がなければその建物はやがて傾いてしまうことでしょう。


何をするにも向上心は大切なのですが、それは基本がしっかりとできてからの方が早道かも知れません。



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