活 性 <前編> より続きます



カワハギ

活性が低い時、釣りのセオリーとして「ステイの時間を長く取る」といったものがあります。

先日のカワハギ釣り教室でもそんな釣りを展開したのですが、エサであるアサリのワタをほんの少し齧られるだけで、SMTには違和感とも言えるアタリがあるのですが全く掛けに行くアタリではなく、掛かっても浅く、クチビル切れとなってしまうのでした。

「活性が低いとはいえ止まっているエサではカワハギにとって食べやすいわけで、その証拠にワタの一部を齧って行くだけとなってしまう・・・

では、泳層が低い事を鑑みかなり低いチョイ宙で、船の移動に付いてこられるカワハギを想定してみては」

と考えたのでした。

船の動きと共に横方向に動くエサですので、低活性の中でも元気なカワハギが食べに来ると、定点で食べようとしてもエサは移動していってしまう、ではと追いかけるように、ある意味勢いよく食べてしまえばハリ先が口の中に入る可能性が高くなるのでは?

またマルイカ釣りでも、オモリを置いたゼロテンションの釣りよりも、オモリを背負った釣りの方がアタリが大きく出ることも考えてみたのです。


低いチョイ宙でアタリを待っていると、ゲストの小ベラのアタリがありながら、しばらく経ってカワハギのアタリが出たのです!

その時は掛けられませんでしたが、それからはジックリチョイ宙で待つことができるのでした。

その後訪れたアタリは重みのあるモタレで、そのままロッドを聞き上げるとロッドはキレイに曲がり掛かりました!

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厳寒期の難しい時期、考え抜いて手にした1枚は格別なものです。



              林 良一  Facebook  instagram  X



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