今季、ロングランで楽しめた東京湾のトラフグ釣り。

初期は湾奥の浅場のポイントでは比較的小型を、その後は湾口のポイントへ移り深場で大型を狙えました。


そうそう、このトラフグ釣りについてですが、何人からかこのようなご質問をいただきました。

「トラフグ釣りでも湾フグロッドでよいのでしょうか?」

あくまでも私見ですが、湾フグとは(トラフグ釣りが始まる以前に)東京湾で釣ることのできるフグの総称ではないかと思っています。

具体的にはショウサイフグ、ヒガンフグ、コモンンフグなどで、ゲストとしてサバフグやクサフグも入るのではないでしょうか。


サイズ的には、湾フグの大型はヒガンフグの40㎝オーバー位が最大となり、同サイズはトラフグでは中型(の中の小)位となり、盛期にはそれよりも大型の3キロ、4キロなども上がるので、湾フグはトラフグの大きさには到底敵わず、トラフグ釣りでは湾フグ釣りよりも丈夫なロッド、太いライン、特に仕掛けに関しては太軸で丈夫な大きなサイズのハリを使います。

image1


ですのでトラフグ釣りには湾フグタックルではアンダーキャパであり、そのサイズに見合ったタックルや仕掛けを準備することが基本となります。


個人的には今季、トラフグ釣りで4種類のロッドを使いました。

専用ロッドの他にはエギタコロッドであるとか、テンヤタチウオロッドの中にトラフグ釣りに適した調子、強度があるロッドがあります。

またゲームロッドのH、それよりも長い極鋭ギア(いづれもカタログ落ち)も使用してみました。

使用したのは

①極鋭エギタコ S-176

②極鋭エギタコ MH-172

③極鋭ゲーム H-185

④極鋭ギア MH-205 AGS

の4種なのですが、そのそれぞれに使い勝手の良し悪しがありました。


極鋭エギタコ S-176

P5080003


この4本の中では一番軟らかなロッドで、繊細な部類のエギタコロッドですのでSMTが軟らかにできています。

シーズン初期にこのロッドを使い浅場ポイントで小型トラフグを釣りました。

16122_0


この頃はまだトラフグのアタリは小さいものだと考えてのロッドチョイスでしたが、トラフグのアタリは思いの外大きなものでした。

小トラを3匹釣り上げた後に大きな引きがあり、経験値では推定2.5キロ前後トラフグであったと思いますが、その引きにロッドが負け気味になったこと、176㎝と短めなため強い引きでMaxに曲がってしまったりしました。

結局そのフグはカットウのワイヤーを切ってバレてしまったのですが、ちょっと非力感があり、次回の釣行は一段上のエギタコロッドにしたのでした。


トラフグロッドを考えてみる <後 編> に続きます



              林 良一  Facebook  instagram  X




  【釣り教室のご案内】

6月エギタコ釣り教室 at えさ政さん 募集中!・お後4名様となりました。

【News】
7月:エギタコ釣り教室企画中!


5月湾(ショウサイ)フグ釣り教室 at えさ政さん
満船御礼キャンセル待ちとさせていただきました。

6月:湾(ショウサイ)フグ釣り教室 with 富士村 彩花テスター
満船御礼キャンセル待ちとさせていただきました。



※会社の釣りクラブや、釣り好きのお仲間での、プライベートでの釣り教室もお受けしております!


お気軽にご相談いただけたらと思います。ブログ右上の「メッセージ」にてお問合せいただけたらと思います。


スマホの場合はブログ画面下端までスクロールしていただき「PCモード」にしていただくとメッセージ欄が表れます。


プライベートでの平日開催の釣り教室もご相談うけたまわります。