トラフグロッドを考えてみる〔前 編〕より続きます


極鋭エギタコ MH-172

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長さは4㎝短くなったもののその分張りがあり、そこそこのサイズのトラフグでもSからMHになったパワーで上げてこられるだろうとの意図で使ってみました。

Sより穂先が硬くなりましたがアタリは大きく目感度に出るので、アタリの感知に関しては問題はありませんでした。

ただやはり、曲がり代が短いだけに少なく、時折訪れる頭を振りながらの暴力的な引きにJOGレバーを細かく操作しなければならず、やはりもう少し長さがあった方が良い感触、揺れる船上ではなおさらでしょう。

原西フィッシング倶楽部さんのトラフグYouTube撮影時に使ったロッドでもあります。

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③極鋭ゲーム H-185

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ライトタックルにおいてやや硬調なゲームロッドである極鋭ゲーム H-185。

左端のターゲットウエイトシンカー表示のように、40号から100号まで背負え、60号で一番ロッドの性能が引き出されるロッドで調子は7:3。

185㎝ある分前記2種よりも高さのある誘いが可能となりました。

ただ、アタリから掛けに行くプロセスで、聞いてフグの重みを感知するには穂持ちが軟らかく、その時船が波で一瞬持ち上がったりするとフグの重みと間違えアワセを入れてしまったことも・・・

穂持ちがもっと硬い方がフグの重みをより早くリアルに感じられるのではといったテイストでした。

やり取りはその長さ分幾分余裕が持てました。

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④極鋭ギア MH-205 AGS オモリ負荷50~100号

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8:2調子ですが、掛けると7:3、6:4などと曲がりが変わって行く変幻調子(と言ったか?)のロッド。

極鋭ゲーム H-185よりも20㎝長く、リールシートからバットエンド迄が短いので210位に感じるロッド。

穂持ちが極鋭ゲーム H-185よりも硬めなので試してみたくなり船に持ち込んでみました。

その長さゆえ、仕掛け着底後ラインを巻き込みトップガイドを水面に、一気にロッドを煽ると3m以上一気に仕掛けを持ち上げることができました。

そこから50㎝程ユックリと下げステイ、これを何回か繰り返すことができ、ボトムではゼロテンでアタリが取れ、リールを操作しなくてもよいので底付近のタナのリサーチ、アタリ出しはストレスなく行えました。

掛けてからもその長さのお陰で、多少船が揺れていてもロッドを上下動させれば揺れによるテンションの変化は十分に吸収できました。

ただトラフグロッドにしてはもう少し穂持ちが硬い方が良く、リールシートからバットエンド迄もう10㎝長ければ使い勝手の良くなるのではと感じました。

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さて来期はどんなロッドでトラフグと対峙するのか今から来年が楽しみでなりません!

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              林 良一  Facebook  instagram  X




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