船はポイントの真上迄連れて行ってくれますが、陸上との釣りとは違って揺れることがデメリットであると言えるかも知れません。

主に風による波、ウネリによって船は揺れるのですが、そういった船のローリングやピッチング、又は上下動などに素早く対応、ロッドを船の動きと相殺するように動かし、仕掛けに船の揺れを伝達させないようにするのです。

コマセダイ釣りでの軟調ロッドがその良い例で、ロッドキーパーにセットしたロッドが船の動きよりも遅れて、それもユックリと動くことにより、海中の仕掛け(ビシやテンビン)の位置がそう上下しない仕組みになっているようです。

では船釣りでは「揺れが激しい時ほど軟らいロッドを使う」のか?

それは釣り物によるようなのです。


先の湾フグ釣りでは、穂先が柔軟なロッドから、それよりもやや張りのあるロッドに換えてみました。

参考記事:強風時は硬めのロッドで!

するとどうでしょう、風によるごく柔軟な穂先の揺れが止まり、なおかつ目感度アタリは明確に出たのです!

硬い穂先は目感度アタリを小さく出すものですが、風に翻弄される穂先を常に補正しながらの釣りはタフなもので、幾分目感度を犠牲にしても硬い穂先のチョイスは有効でした。


繊細な釣りほど目感度アタリの感知がし辛く、ゆえ柔軟な穂先のロッドを使うのはセオリーではあります。

でも、状況を読んでのロッドチョイスも功を奏すものではないでしょうか。

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              林 良一  Facebook  instagram  X




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