東京湾では、夏カワハギ釣りの終盤の頃に小型カワハギであるコッパの数釣りが楽しめる期間があります。

コッパとは木端のことで、木端とは木材の切れ端、切り落とした小さなものを指し、小型のカワハギがそういった小さな木片になぞらえてコッパと呼ばれるのではと思います。

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そんなコッパは体長10㎝前後の小型ゆえ口も小さく、幹糸の回りをぐるりと回る回転半径も小さく俊敏、教科書通りのカワハギ釣りではツルテン(全てのエサがきれいに盗られてしまいハリだけにされてしまう事)必須、だからそこ難しく、ゆえ面白いのがコッパゲームなのです!


そんなコッパを釣り上げるコツは自分なりに幾つかあり、ご紹介したいと思います。

〔ハリは小さく〕
口の小さいコッパの事、小さいサイズのハリを使う。
フック系であれば3号とか3.5号、スピード系でしたら6.5号でしょうか。

〔エサも小さく〕
なるべく小粒のアサリを使い、大きい粒の場合はトリミングしてからハリ付けします。
またエサの固さも重要です。

〔ハリスは短く〕
運動能力に長けているコッパですが、スローな食いの時もあります。
ただおしなべて果敢にエサにアタックしてきますので、ツルテンにされたらハリスを短くしていくのも一手です。

〔アワセ〕
アタリがあってアワセを入れても掛からないことが多いコッパ。
その時は既にハリは吐き出されているので掛からないわけですが、そこを逆手に取ったアワセで掛けて行くことも。

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ちょっと教科書通りとは違うコッパゲーム、東京湾では短い期間楽しめます。

また釣り上げた小型カワハギは、なるべくリリースいただけたらと思います。



        林 良一  Facebook  instagram  X  Threads



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