林良一ブログ RYO'S METHOD

テクニカル系船釣りの技術論(METHOD)や精神論をメインに、ちょこっと料理のことなども!

2015年07月

7月20日(月・祝)、神奈川県鴨居の一郎丸さんにて、LT夏タチウオ釣り教室を開催させていただきました。

今回ご参加いただいた方は19名様。いつも多くのご参加本当にありがとうございます。

 

当日朝5時前に一郎丸さんに到着すると、「りょうさぁ~~ん!」との声! 声の主はマルイカ(当日もマルイカ竿頭)、カワハギ名手の「太(だい)ちゃん」こと渡辺 太吾くんでした。

150720_051321

 

C360_2015-07-20-04-56-45-971

「今日はりょうさん、差し入れでスイカ持ってきたんですよ」と、段ボールに入ったスイカを2玉いただき、釣り教室にご参加の皆さまを待つ合間に太ちゃん、高沢さんと共にスイカを冷やし、大船長の船の艫に鎮座させるのでした。

C360_2015-07-20-06-06-05-705

 

暑い船上で照り返しを見ながら食べるスイカは格別で、皆さん艫側から乗船するとき、少しばかり和んだ表情になったと見えたのは僕だけでしょうか。

 

さて、釣り教室は出船前のレクチャーから始めています。

LTタチウオ釣りの簡単な歴史、適したタックル、仕掛け、エサ付け。実際の釣り方のバリエーション、当日予想出来うる釣り方を述べさせていただき、質疑応答の時間を取り出船となりました。

150720_065750

150720_070643

 

 

大船長が目指すポイントは大貫沖。

水深17m前後の浅場ながら、毎年夏タチウオの格好のポイントとなっていて、既に30艘近い非常に密な大船団が形成され、それは隣り合った船の方々の表情もハッキリと見えるほどでした。

 

150720_081057

 

朝一はどこの船も、もちろん我が一郎丸もバリバリのサービスタイム! 開始の合図と共に船中1本目を抜き上げたのは小林さん! 髪型も夏向きで決まっていますねぇ~!!

150720_074906

 

一郎丸さんでのマルイカ釣り教室にもご参加いただいた佃さん。嬉しそうな表情ですね~、この後も順調に釣り続けていらっしゃいました。

150720_074913

 

「初めてのタチウオ釣りです」とは奥の柳澤さん。でもこの通りです! 手前の戝機さんも丁寧なシャクリで夏タチ攻略です!

150720_075001

 

マルイカ釣り教室にもご参加いただいた小原さん。「楽しいですね~」と、すぐにもう一本釣り上げていらっしゃいました。

150720_075045

 

タチウオは夜行性の為か、日が高くなるに従って活性が落ちていくものですが、この頃はまだ開始1時間位、バリバリタイムは続いています!

食い盛っている時ではありましたが、真夏の日差しの元、スイカを冷やしていた氷が溶けたことを合図にスイカを割りました。

150720_091057

150720_091239

 

スイカは冷えていて超美味しく皆さんに大好評、太ちゃんお心使いありがとうございました。

150720_091958

150720_091932

 

 

さてさて釣り再開です。

150720_114042

 

釣りの、特にタックルの探究心にいつも驚かされる鈴木さん。「あっ、なるほどね!だからこういった調子の竿を使うんだね~」と、竿の特性を熟知してのシャクリでこの一本、お見事です!

150720_075146

 

高沢さんは「ジグでは釣ったことがあるんですよ。でもエサは初めてですが、レクチャーを聞いてもう釣れた気分、今日は10本を目標にします!」と言っていました、終わってみれば30本近い釣果、お見事です!!

150720_080012

 

「中々食い込まないですね~」とおっしゃりながら、ここぞという時大アワセ! 狙って獲った1本です!

150720_075812

 

朝の地合は1時間半程でかげりを見せ、段々とスローな展開になって行きました。

そんな中、「中々難しいなぁ・・・」と、アタリがあっても中々ハリ掛かりに至らなかったのですが、「今です、この時!」とお声かけしたときに竿は満月、僕にとっても嬉しい1本でした。

150720_080102

 

 

しばらく大貫沖を攻めましたが、段々と食い渋り、大船長は海保の南側40m付近に船を向けました。

150720_084952

 

ここでは中山さんが3連荘! 何を釣ってもお上手です。 後ろは伊原さん。熱心に釣られていました。

150720_080415

 

三浦半島のマホロバツインズにお勤めの綱川さん。一郎丸さんは常宿だそうで、流石の腕前でした。

150720_080455

 

そんな綱川さん、釣り人向けにこんなプランがあるそうです。

150721_091807































吉内さんは謙虚に、小さい型を持ってパチリです。

150720_080735

 

「今日参加する前に、林さんのブログを読み漁ってきましたよ」とは岡本さん。 「なぜゼロテンションなのですか?」など、深い質問を幾つもいただきました。

150720_081603

 

先の「近代カワハギ講演会」でお知り合いになった斗谷さん。色々な釣りに精通する釣りインストラクターです!

150720_082336

 

堂々の1本。根気よく誘い続けた結果が出ました。おめでとうございます。

150720_120031

 

東京湾の真夏の風物詩、タチウオ。

今日はどんなツワモノが沖でタチウオと対峙しているのでしょうか。

150720_102214

 

ご参加の皆さまありがとうございました。

一郎丸さんお世話になりました。

150720_151309

 

一郎丸さんでは今後、湾フグ教室なども企画して行こうと思っています。

 


8月9日(日)は浦安の吉久さんでのLTタチウオ釣り教室です。

まだ余裕がございますので、是非ご参加いただけたらと思っております。 

 

11745463_468425926671637_9203807166442231697_n

 

 

24時間釣り番組を放送している釣りビジョンさん。

その公式HP内のオフショアマガジンのAPC(アングラーズ・ペン・クラブ)研修が7月19日(日)、台風一過の平和島のまる八さんにて行われました。

150719_063703



オフショアマガジンは「プレミアムメンバー」と位置付けられる提携船宿さんに乗船し、その日の釣況を 動画+写真+文章 で構成、後日オフショアマガジンに公開されます。

今回は主に動画と静止画撮影の練習ということで、日頃船上ではあまり撮ったことのない動画を中心に撮影、練習させていただきました。


まる八さんに到着すると、笑顔飯島大船長のお出迎え、ご無沙汰してしまっていました。

150719_071740



釣りビジョンの兵頭さんからご紹介いただいた野口さん。今日のシロギス取材を行うAPCの先輩となり、出船前のまる八さんを撮影しています。

150719_071831


150719_072721



TKB(東京湾カワハギバトル)でも使わせていただく大きな桟橋を高橋船長が舵を握り出船、運河を出てポイントに向います。

150719_074916



ポイントでは、今日は撮影のノウハウをお教えいただく為、先ずは兵頭さんがカメラを手に、基本的な撮影テクニックを教えていただきながらの撮影です。

150719_083734


150719_084219


150719_084403


150719_092557


150719_094216



「では、林さんも撮ってみましょう!」と手渡されるカメラ(汗)

・・・。・・・・・。そうなんですよ・・・、中々思うようには行きません・・・・。

150719_095411



「こうです、こんな感じに構図を決めて、そして・・・」と、兵頭さんが撮っている画面を覗くと、まるで釣り番組の様です(滝汗)

後ろにたたずむ野口さんはもう、一通り撮影を終えられたそうです。

150719_111536



ん~、プロの表情です。

150719_111556



さて、ちょっと休憩。合間に竿を出してみると・・・

150719_121716



パールホワイトのシロギスちゃんが遊んでくれます。

150719_135447



やや南風の強い中撮影研修は終了、帰港しました。

150719_155202


高橋船長お世話になりました。また来週、DYFCでお伺いいたしますね。

150719_155218


まる八さん、お世話になりました。

C360_2015-07-19-07-22-58-870


兵頭さん、野口さん、ありがとうございました。

C360_2015-07-19-15-53-46-847



次回は兵頭さんのサポートを受けながら、初のAPC取材の予定です。

果たして上手く撮ることができるのでしょうか・・・(緊張)

150719_063718





台風11号が四国に上陸し本州に再上陸、日本海に抜けて行きました。

日本海に低気圧が入ると、反時計回りに大気を吸込むので、関東では南よりの風が吹くわけなのです。

東京湾の地図を見ると、湾口は南に向いており、南~南西の風は現在タチウオのポイントとなっている大貫沖を直撃、沿岸が砂浜となっていますので、波浪で舞い上げられた砂泥の濁りが懸念されるところです。

タチウオは基本的に夜行性の魚であるので、濁り≒水中の光量が少なくなる 状態となり、青物に比べると遊泳力が劣るフィッシュ・イーターのこと、ある程度の濁りは獲物との間合いを詰めるのに良い要素とはなるようです。

20日(月・祝)は、神奈川県鴨居の一郎丸さんでの夏タチウオ釣り教室、3連休の初日、18日(土)のタチウオ釣果はどうだったでしょうか?


以前は「南西の風にタチウオは弱い」といったセオリーがあり、強めの南よりの風が吹くとタチウオの群れはどこかに消え、ソナーや魚探を駆使して見つけてもかなりの深場だったり、底に張り付く活性の低い反応だったりということがありましたが、土曜日の釣果が50本超えの船宿さんもあり、30本前後の好釣果が多いようでした。


今年はもしかして、夏タチウオの当たり年・・・?


でも、そういったぬか喜びはさておき、20日の夏タチウオ釣り教室、ご参加の皆さまに「参加して良かった」と思っていただけるよう精一杯頑張ります!


今日は平和島のまる八さんでのシロギス釣り。

こちらも頑張ってきます!!







ダイワフィールドスタッフでもある近藤 惣一郎氏。

フィシングショーの後の打ち上げでご一緒し、その後facebookでも繋がらせていただいております。

140322_214123_ed

 


そんな近藤先生、自らの名刺の肩書きは「沖釣り師」。数々のメディアでご活躍されていますが、職業は言わずと知れた美容整形外科経営で医学博士、そのキャラクターを生かされたテレビ出演も数知れずです。


「そのキャラクター」とは、戦国時代から続いているような髷を結い、開け放たれた胸のボタン、自らを「ロンリー・ドクター近藤」と名乗るときの決めポーズは片手でロンリーの「L」、強い個性をお持ちの方なのです。

 


そんな近藤先生、RYO’S METHODブログでの夏タチウオ釣りのキモ〔タックル編〕をお読みになりfacebooにコメントをいただき、その後のやりとりで「取材をタチウオ釣りにいたしました。林さんもいかがですか」とのお誘いをいただき、7月13日(月)、川崎の釣り幸さんでのタチウオ釣行となりました。

150713_054713

C360_2015-07-13-05-35-43-819



当日はカメラマンとして木暮さんも同行、いつもはロンリー釣行の近藤先生ですが、楽しくなりそうな予感です!

C360_2015-07-13-06-38-04-658


 

150713_153822


今回のタックルはタチウオ、マゴチでは信頼のリーディング73 MH-200と、リールはミリオネアにPE1.5号を200m巻きました。

150713_060956

 


当日は台風の影響か南西の風が強く、ポイントの大貫沖まではキャビンに入り近藤先生との釣り談義、「今日は林さんの仕掛けで釣らせて下さい」とおっしゃる先生に、僕のタチウオ仕掛けの説明を始めると、「林さんのブログを何度も読み返して十分予習してありますから」と、笑顔で返されてしまいました(笑)


その後は先生の人生観の話しなどに聞き入っていたのですが、あっという間にポイント到着、既にタチウオ船団ができていました。

150713_081136

 


船長からの指示は「水深16m、底から水面までシャクッて下さい」とのことで、夏タチ特有の浅い水深での釣りとなりました。


序盤、シャクリのリズムが合わずに苦戦していると、舳では「よっしゃ~~!」の掛け声と共に近藤先生が中型タチウオを抜き上げているではないですか!!


きっと何の釣りをしても名手クラスということは、分かっていましたが流石の一言でした。

 

150713_085037

 


僕も2、3本を釣り上げ、ややアタリが遠い中、フォール中にヒットしたのは・・・

11233998_845670312191312_6073063531303233442_n


美味しそうなサバちゃんでした(笑)


このサバでエサを作り、食い渋りのタチウオの口を使わせようと、超新鮮なサバの切り身を作ってお2人にも使っていただきました。

150713_095006

 


ひとしきりのカメラ撮影を終えた木暮さんも釣ります。


タチウオの活性に合わせて細かく仕掛けを直したり、ロッドを取り替えたりと中々の腕前、お顔が影になってしまいスイマセン。

150713_095244

 


深川の吉野家さんでは、フレッシュアングラーのツッキーくんがザ・フィシングの取材の真っ只中でした。


「ツッキー頑張れ~!」の声援に、ガッツポーズで応えてくれました。

C360_2015-07-13-10-02-47-558

 


近藤先生は順調に数を伸ばして行きます。


「ん~、やはりタチウオは、上に追わせてハリスに張りを持たせて」とは近藤先生、すぐに状況を読み実戦、それで結果を出すのですから恐れ入ります。

150713_102857

 


当日は時間が経ち日が高く、風が強くなるにつれ、タチウオに「ジックリとエサを見せる間」を作ってやる必要がありました。


具体的にはリールを1/4回転づつ位のシャクリで、タチウオの目の前でエサを躍らせながら、それもすぐに通り過ぎてしまわないようなステイも織り交ぜ、そのステイの時、ハリから垂れ下がる切り身の端っこをタチウオが噛んだときの「モタレ」を感じ、そこからはハリを口の中に入れる攻防となります。


食いが渋い=5号単体がハリス+小バリ としていましたので、ここで食い込ませ過ぎるとハリス切れに直結、浅ければハリ掛かりに至らないというわけで、ここがタチウオ釣りの面白さであり難しさでもあると思います。


 

途中木暮さんが「林さんも撮ってあげますよ」とお声かけいただき、タチウオを掛けたところ、抜き上げたところををカメラに収めていただきました。

150713_103619


 

150713_103748


もう完全に真夏の海です!


3日続けて沖に出ている僕は、いい感じに日焼けし、いい感じの南風に吹かれながら、真夏の照り返しを見つめながらシャクリを繰り返すのでした。

C360_2015-07-13-11-33-46-044



近藤先生と木暮さん。これも顔が真っ黒で・・・(謝)

C360_2015-07-13-11-34-19-664

 

 

あっという間の沖上りでしたが、帰りもキャビンに入り近藤先生との話は尽きませんでした。

 

テンポのよいシャクリですぐにハリ掛かりしてしまうこともあれば、ヒラメ釣り、マゴチ釣りを宙でしているようにエサを食い込ますプロセスがあるタチウオ釣り。


今回はスペシャルな方々との思い出に残る釣行となりました。



タチウオは塩焼、刺し身、天ぷらなど、どんな料理にも向きますが、甘辛く煮付けたものも一興、口の中でツルンととける煮こごりが美味しい季節でもあります。

150715_163022




【LT夏タチウオ釣り教室のご案内】 

8月9日(日)、浦安の吉久さんでLT夏タチウオ釣り教室を開催いたします。

詳しくはこちらをご覧下さい。

よろしくお願い致します。


夏カワハギ釣り教室 at 巳之助丸さんの追加日程として翌日、もう1日巳之助丸さんでの夏カワハギ釣り教室の日程を組ませていただきました。

 

当日は朝から夏の日差しの中、宿の対岸に舫ってある浩喜船長の船が水面に映り込んでいます。

150712_064410

 

 

今回ご参加いただいたのは19名様。本当にありがとうございます。

出船前には宿の横でアサリ剝きのレクチャーをしながら、アジ船が出船後の大船長の船の到着を待ちます。

乗船すると夏カワハギ釣りのレクチャー開始です。

レクチャーでは大切なところはゆっくりと、何回もご説明させていただきながら、実際の仕掛けやロッドを用い、大きく作ったハリなども使い行っております。

 

150712_072854

 

150712_073559

 

当日は大船長より「昨日状況の良かった竹岡沖からやってみますから」とのことで出船しますが、やはり潮の濁りが気になる所です・・・

 

竹岡沖に到着し期待の第一投、昨日ほ茶色だった潮の濁りはやや緑色加減に収まってきていました(期待!)

 

150712_082216

 

そんな中、船中1匹目の大型カワハギを釣り上げたのは根波さん。お聞きすると、竿尻をチョンチョンと叩く、独自の誘いが良いのだそうです!

150712_085006

 

右舷大艫の藤井 翔子さんはカワハギ釣りは初めてということでしたがお見事! このまま釣り続けていくのでした。

150712_090231

 

小松原さんは静かな釣りで時折聞き上げ、小さいながら本命を釣り上げます。ちょっと自信に満ちた表情ではないですか?

150712_092221

 

僕もパターンを掴む為、早めにロッドを手に取り皆さんを回りながら釣ってみますが、カワハギからのアタリは遠いのに対してゲストのアタリは活発で苦戦いたしました。

 

日焼け対策バッチシの森 明子さん。いつもは巳之助丸さんのカサゴ船に乗っているそうですが、今回カワハギ初挑戦です! この後もすぐに1枚追加していましたね!

150712_100231

 

今回もマツさんが冷えたスイカを持ってきてくれ、皆さん船上でパクリ! 夏はいいですね~、スイカ!!

10405386_724141787713344_3064287289442683827_n

 

前日より濁りが取れて条件的には良いのですが、潮が効かず苦戦の中、右舷胴中の福原さんはダブルでカワハギをGETです!

150712_111718

 

齊藤 梓さんもカワハギ釣り初挑戦、2匹目に釣り上げたのは夏の特長がある大型カワハギでした。良い表情をされています。

150712_113005

 

頑張って頑張って1枚を手にした伊藤さん。良い笑顔、嬉しそうです~~!!

150712_113507

 

寺本さんはタオルで鉢巻をして気合十分、小型ながら嬉しそうです!

150712_120144

 

追加日程は前日よりチョッピリ渋い展開になってしましました。

この時期は大型が狙えるものの群れはまだ固まってなく、潮が濁ると目でエサを探すカワハギのこと、人間で例えるなら、かなりの濃霧の中の運動場のどこかで、パン食い競争のパンを探すような感じでしょうか、それに千切るように摂餌するカワハギ、難しかったのではないでしょうか。

ご参加の皆さま、ありがとうございました。

巳之助丸さん、2日間お世話になりました。

150712_154850

 

20日(月・祝)は一郎丸さんでLT夏タチウオ釣り教室(こちらは満船・感謝)、8月9日(日)は浦安の吉久さんで同じくLT夏タチウオ釣り教室です。

よろしくお願い致します。

 

↑このページのトップヘ