林良一ブログ RYO'S METHOD

テクニカル系船釣りの技術論(METHOD)や精神論をメインに、ちょこっと料理のことなども!

2016年07月

会社の釣り部会の部長をされてる釣友の伊藤さんより、「この夏は、是非タチウオ釣り教室をお願いしたい」というお申し出をいただいておりました。


日が迫ってくる程に密な打ち合わせを経て、7月23日(土)、羽田のえさ政釣船店さんにて開催の運びとなりました。


 

朝の宿では、コノシロエサの仕込みの真っ最中、このウロコのキラメキが、タチウオを魅了するのかも知れません。


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今回は19名様にご参加いただきました。出船前にパチリ!


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釣り教室では、出船前にレクチャーをさせていただいておりますが、船に乗りふと見ると、皆さん快適船タチウオ仕掛けをお持ちのようで、これは部長の伊藤さんが皆さん分を買って用意されていたとのこと、頭が下がります。ありがとうございます。

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さて、出船前のレクチャーでは、簡単なタチウオの習性、タックル、仕掛け、釣り方などを述べさせていただいております。


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約30分程でレクチャーは終了。岩越船長が舵を握る船は、第二海塁付近に向います。


ポイントに到着すると、割と密集した船団=タチウオの群れが固まっている様相で、数日前に巻き網が入り、一網打尽にされてしまった心配も何処へやら、朝一から活発にアタリが出ました。


開始早々、船中ファーストヒットは、今回の幹事の伊藤さん! 部長の威厳を保ちこの笑顔、流石です!!


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川崎さんも見事にGET! 初めてのタチウオ釣りだそうで、嬉しさが表情に出ていますね。


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小鶴さんは丁寧な誘いで、時折ポーズを織り交ぜ、1本1本確実に掛けていました。


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「ジギングやタイラバなんかもこのロッドでするんです」とおっしゃっていた湯川さん。柔らかな6:4調子のロッドを下向き加減にシャクリを入れて、キビキビとした動きで手堅く1本です!


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杉山さんは、早々に釣り上げこの笑顔! この後、青物と思われる、強い引きをする魚を掛けましたが、手元まで来てハリスがブレイク、残念でした。

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のんびりと、マイペースで釣られていた市川さん。シャクリが合うとこの通り、お見事です!


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別の船から、釣友の須川さんが撮ってくれました(感謝)

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柳澤さんは、様々なパターンのシャクリを試しながら当てて行っていました。手堅く1本!


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40~50mの水深を鑑み、シーボーグで挑んでいた大石さん。JOGアワセがカッコ良かった~~!!


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北田さん、初めてながら基本に忠実な誘いでした。その甲斐あってお見事、上アゴの、良い所にフッキングしています。


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遊漁船の向こうには、液化天然ガスを運ぶタンカーが。東京湾ならではの風景です。


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さて、朝一は、第二海堡南側の40m付近で盛んにアタリが出ました。


潮の流れも早く、釣り辛かったのですが、タチウの活性は上々、方々でロッドが曲り込み、開始1時間半程で皆さん型を見られたようでした。


 

この後、指4本半の大物を釣り上げられた豊田さん。「引きも凄く、食べてもたいへん美味しかった」と、後日伊藤さんからお聞きいたしました。


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「ん~釣れないな~」とおっしゃていた都築さん。どうもオモリが軽いようでした。重めのオモリに替えた途端に3連荘! 釣り方は正しかったのです、お見事!!


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当日紅一点の神尾さん。前回もご参加いただき、今回は2回目のタチウオでした。


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そして、この日船中最大もGET! この他に、もう1本メーターオーバーを上げられていました。


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ここの所、竿頭になったりと、湾フグの腕前を上げられている川窪さん。タチウオ釣りは始めてのようでしたが、シャクリのコツを掴んでこの通りです!


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いつも安定した釣果を見せる、「松ちゃん」こと松永さん。この日も的確に、ヒットパターンを探していました。


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良い所にガッチリとハリ掛かりさせた田宮さん。美味しいタチウオ、どのようにしてたべたのでしょうか!?


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細見さんは「中々難しいです」とおっしゃられていましたが、大きく曲がるロッドに目を細めながらリーリング、価値ある1本を手に!


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集中力を切らさずに、一生懸命シャクッテいる釣り人に女神は微笑みます。村田さんもそんなお1人でした。おめでとうございます!


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「う~~ん、中々難しいなぁ・・・」とおっしゃっていた津田さん。ラインの高切れなどもあり苦戦でした。でも、ちゃんとタチウオを釣り上げられていました。


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奥野さんはここの所タチウオ釣行の連続です。危なげない釣り方で釣りまくっていました!!


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釣り教室では、釣っている姿を見ていただく意味で、僕もロッドを握り船内を回ります(釣り上げた魚は、ご参加の皆様に差し上げています)。そんな時に、杉山さんと豊田さんと、トリプルヒット~~!!


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今回は、ポイントに到着すると船団ができていて、潮もやや早めに流れていて、活性の高い時合いからタチウオと向き合うことができました。


日が昇ると、段々と低活性になってしまうセオリー通り、終盤はアタリも少なくなってきましたが、岩越船長が丁寧な操船で小さな群れを探しだしてくれ、沖上り間際でも、誰かしらタチウオを釣り上げていて、皆さん平均して釣れた今回の教室でした。


 

伊藤さんを始め、釣り部の方々、釣り教室の講師に抜擢いただきありがとうございました。


ゲスト参加いただいた皆さま、ありがとうございました。


えさ政さん、岩越船長、廣嶋くん、お世話になりました。


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今後、えさ政さんでの釣り教室は8月7日(日)LTタチウオ釣り教室、あと僅かで満船となります。

 

前回、すぐに根掛りしてしまう、餌木を改造したタコエギでしたが、根掛りの原因のヒントがあり、次回に向けてタコエギを、違ったコンセプトで作製していました。

そんなタコエギとロッドを携え7月22日(金)、浦安の吉久さんを訪れました。


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上は前回釣行時に使ったタコエギですが、今回は下の2本を主に使いました。


真ん中は、カンナに軽量なSaq SasカットウのLLを使いダウンショットリグとしたもの。


下は、タコテンヤのカンナより軽量な、スミイカテンヤ用のカンナを取り付け、海底でのエギの姿勢を保つ為、エギのフロント部にカブラ用のオモリをカシメたものです。



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そんな改造を施した様々なタコエギと共に、やはり自作のテンヤも用意して行きました。


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ロッドは実績のあるタコX。今回は、更なる遠投性と、小突き時に、重心が下になるスピニングリールを合わせてみました。


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そして、こんな便利アイテムも持ちこんでみました。


タコを入れる網袋の口に、フロロ等のスプールの中央部分を切り落とした枠を取り付け、その下には、片手で広げることのできるヒモと、コードストッパーを取り付けてみました。


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釣りは何でもそうだと思いますが、今回はエギを改造したり、網袋1つにも工夫を凝らしてみたりと、自宅にいても楽しく、次回の釣りに想いを馳せることができるものです。

 

前置きが長くなりました。


さて、定刻に出船した峯岸船長の船上で、船長よりご指名を受け、旧江戸川を下る間、今回がタコ釣り始めてと言う方々に、タコ釣りのレクチャーをさせていただきました。


ポイントまでは1時間弱、曇り空、時折霧雨の中を船は航行、最初のポイントに着きました。

僕と、隣合わせた方がロッドでタコを狙います。

 

ポイントに到着して開始間もなく、タコエギをキャストしていたその方のロッドが曲り、見事タコが取り込まれました!


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隣の方が4杯、立て続けにタコエギで、ロッドでタコを掛けるのを横目に、僕にはアタリがありません・・・


「やはり、餌木を改造したタコエギではダメなのか・・・」など、頭の中をよぎりましたが、曇りで濁り潮のこと、アピール力を上げてみようと、マッシブクローのグリッターグローをダブルで装着、これで狙ってみました。


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しばらくキャストしていると、小突きに、小さく曲がる戻るを繰り返している穂先が、曲ったまま戻らなくなり=アタリ  それでも小突きながら、リールを巻きながらロッドを下げて行き、一気に煽ってアワセを入れ、その重量感を保ちながらリーリング、マッシブクローのアピール力が効いた? 1杯を手にいたしました!


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お隣の方にも使っていただいたところ、すぐに!


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その後も、このタコエギは、快調に数を重ねて行き、この辺りで、Sap Sas カットウをカンナに使った改造タコエギを試してみることにしました。


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ダウンショットリグのSaq Sas カンナの改造タコエギも快調! このポイントでは、皆さんが沈黙の中、4投で4杯のタコを釣ることができました。


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同タイプの改造タコエギ。上は Saq Sas カンナ。下はスミイカカンナ・オモリ固定式


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風も緩く、船が安定している当日、船長も「ちょっと貸して、俺もタコエギで釣ってみる」と、ロッドを手に取り1投、30秒ほどでタコを釣り上げてしましました・・・、これには驚愕! お見事でした!!


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そうそう、網袋は思ったよりもたいへん使い勝手が良く、釣ったタコを片手に、もう片方の手でコードストッパーを推しながら開き、タコを頭から網袋に入れ、すぐにストッパーで閉めれば、網袋を上ってきたタコちゃんは、決して逃げられないのです。


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さて、終わってみればこんな感じ、網袋が重くて重くて、と言ったところでした。


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今回は、改造して作ったタコエギの効果を、いかんなく発揮する釣行となりました。


ロッドでのタコ釣りは、根掛りが少ないポイントでは、そのキャストによるアドバンテージがたいへん高く、目感度では竿先がもどらなくなるモタレが、手感度では、伸し餅が乗ってくるような重みが味わえます。


その後のアワセでは、硬めのロッドを大きく曲げ込む重みが醍醐味でもあり、そのロッドの曲りを見ながらのリリーリング、ロッドの長さを生かし、船縁の高さを感じず、難なく取り込むことができます。


今回作った2種のタコエギは、どちらも良く釣れることが実証できましたが、根掛りの多いポイントでは、キャストは控えめに、船下を狙う方が断然根掛り率は低いように感じました。

また、タコXは50号オモリのテンヤを使う時は、その硬調な調子が小突きにマッチしていますが、軽いオモリで釣る場合は、マイルドなアナリスター エギタコの方が、小突き易いかも知れません。

 


これは2人分の釣果ですが、クーラーに入れるのに四苦八苦、たいへん良く釣れました。


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夏タコ釣りは8月一杯位まで、さて、次はいつ行こうかなぁ・・・

 

その日は、とある釣り大会でした。

久比里の開国橋のたもとにある駐車場には、早朝から多くの車が詰めかけ、そこここで釣り談義の花が咲いていました。

ただ・・・、もの凄く風の強い日でした。

その頃まだ、開国橋の角にコンビニがあったので、カップ麺にお湯を入れ会場入りし、車のリアゲートを開けて座り、カップ麺を傍らに置いたのですが、お湯が入っているカップが倒れそうになる程の風に、大会は成立するのかと気を揉んだものでした。


さて、受付にて釣り座決めのくじ引きを行うのですが、こんな日に右舷舳1番を引いてしまうクジ運の無さに、1人頭を垂れて車に戻り、釣りの支度を始めたのでした・・・


舞台は竹岡沖。

右舷側から風を受けながらの航行、座り姿勢で大荒れの中、動くこともできず、股間には飛沫の水溜りができるのでした・・・


競技開始!

南西風のウネリの中、ロッドのストロークが足りず、仕掛けコントロールがままならない中、中オモリを重くして対応、それも、ハワセていた仕掛けを聞くだけという、波間を利用しての、いわば「確認釣り」も様相で、自分のスタイルも何もあったものではありませんでした。

そんな中、普通に船を流しながら釣っているのに、ひときはウネリが高い時は、舳先はウネリに突っ込み、海をシャクリ上げ、その海水が勢いよく足元を通り過ぎて行くのでした。

そういった状況でアタリを感じた時は、ウネリが押し寄せてくる方向を見やり、低いウネリの連続なら、自分の間合いに入れ込み釣るスタイルで行けますが、大きなウネリが数秒後に来るときなどは、ラインを3mも4mも出し、とにかくアタリの出た場所から仕掛けを離さない工夫をして、大ウネリが去った後に聞き上げてみて、掛かっていればラッキーといった釣りを展開しました。


結果は船別1位ではありましたが、総合で何位だったでしょうか、忘れてしまいましたが、かなり疲れを伴う大会だったことは強く印象に残っているのでした。


                                               【LT夏タチウオ釣り教室のご案内】

今季好調な夏タチウオ釣りを受け、羽田のえさ政釣船店さんにて、第2弾のタチウオ釣り教室を開催いたします。

日 程:8月7日(日)

出 船:7:15 レクチャー開始 6:45

詳しくはこちらをご覧いただけたらと思います。

皆さまのご参加をお待ちしております。

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                                                   【湾フグ釣り教室のご案内】

神奈川県鴨居の一郎丸さんにて、湾フグ釣り教室を開催させていただきます。

日 程:8月21日(日)

出 船:7:20 レクチャー開始:6:50

詳しくはこちらをご覧いただけたらと思います。

参加ご希望の方は、一郎丸さん 電話 046-841-9236 へご予約いただけたらと思います。


皆さまのご参加をお待ちしております。

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7月21日(木)、都内某所にて、「暑気払い」と称した「カワハギ決起会」に参加させていただきました。

続々と集まるめんばー方々、開始時間が過ぎ、僭越ながら乾杯の音頭を取らせていただきました。

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話題はもっぱら、今年発売のカワハギロッドに集中!

それはもう、注目度の高さは物凄いものでした。

中には、もう予約を済まされた方も!!

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開始早々から、尽きない、熱き釣り談義!

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3時間の飲み放題はあっと言う間、大石さんは一本〆、根波さんの三本〆と、合計四本〆て、後ろ髪を引かれる思いで解散となりました。

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幹事の伊藤さんは、サマージャンボを購入!

当たった暁には、皆で分けるそうですよ~~

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伊藤さん、幹事として、皆さんをお誘いいただき、色々なご手配ありがとうございました。

ご参加の皆さま、たいへん楽しい一夜をありがとうございました。

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8月からカワハギロード(いや、地獄?)、皆でドップリ嵌って行きましょう!!

出船前の船上で船長が、船縁に差したロッドから出ている細いPEラインを2つに折り、できた輪の中に片手を入れてグルグルと、30回近く撚りを入れてから、切っ掛けを作り撚り戻し・・・

そう、ビミニツイストでダブルラインを作る工程なのですが、初めて見た時、何をしているのか見当も付かず、ただただ、巧みに動く指先を見守っていたものでした。


PEラインは、細くても強度がある反面、伸びが少なきいことから衝撃に弱く、編み糸である為、サルカンなどにそのまま結ぶと、編み糸の全てに均一に力が掛からず、切れやすくなることから、衝撃を緩和する意味や、サルカン等に結んだ際にも切れ辛くする為に、フロロカーボン等を結ぶではく、摩擦で結節=ラインシステムを組みます。


ただ、そんな知識も無い頃は、「なぜあんな手間のかかる結び(実は結節)方をするのだろうと、不思議な気持ちで見ていたものでした。


「でも、コダワリがある船長の事、これはきっと、意味のあることに違いない」と、帰宅後見よう見まねでラインシステムに挑むも、全く上手くは行かず、何回か挑戦してあえなくギブアップしてしまったのでした・・・


そんな経緯の中、ラインシステムを組む意味を理解、ビミニツイストによるダブルラインが作れるようになり、それを、オルブライトノットでフロロに結節できるようになり、いざ船上で試しても、スッポ抜け等無く快適に釣りをしていたのですが、ラインの高切れにより、その場でラインを組むとなると四苦八苦、船の揺れと風との相互作用によって、ほとんど上手く結節できないことと、出来上がったラインシステムを引っ張ってみると、僅かな力で見事に抜けてしまうのでした・・・

翌日、自分の前に扇風機を2台置き、2台とも「強風」で首振りにして、そのランダムに吹いてくる風の中で、ラインシステムを練習したものでした。


ダブルラインとオルブライトノットは、古いラインシステムかも知れませんが、数あるノット中で、どれかを完璧にマスターしていれば良いという考え方であり、僕は、ライトタックルの釣りを始めた時から今まで、このシステムに助けられてきました。

また、リーダーを付けることにより、しなやかなPEラインが竿先に絡むことが防げたり、空巻き中も、結節部がトップガイドに当ることで、リールを巻く手を反射的に止めたりと、何かと役に立つものです。

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