細くて長いハリス、具体的には、1.5号で10cmハリスなど、その柔軟性=自由度 を生かし、吸い込みの良いスピード、それも小バリを使うことによって、コッパでもハリを飲み込み易くする仕掛けが一つの有効パターンとなっています。
対極には、太くて短いハリス、4号で3cmなど、フトコロの広いフックやワイドフック等の、ハリ先を常に上側に向け、アタリ⇒即掛ける釣りに用いられています。
実際に釣りをしていて、そういった「細くて長いハリス」ほど、幹糸に巻いてしまったり、そうでなくても、ハリス自体がヨレてしまって、真直ぐだった時とは全く違い、電話のカールコードを伸ばした状態のようになってしまうことがあります。
こうなってしまうと、細くて長いハリスの「自由度」が阻害され、「このヨレたハリスでも釣れるのだろうか?」という不安を抱き釣り続けることが迷いに生じ、出せるアタリも出なくなってしまうこともあります。
ここで、冒頭に書かせていただいた、ご質問をされた方は、「どのようなハリスを使えば良いか?」と聞かれてきました。
確かにハリスがヨレルのですから、ハリスにヨレが入り辛いものを使うのが一考となりますが、その場合、ハリスの質が同じなら、太くて短いモノとなり、ハリスの質を問うなら、張りがあるものとなるでしょうか。
ただ、どちらにしても、「自由度」は奪われ、意図した釣りはできなくなってしまいます・・・
そこで!
カワハギ釣り・ハリスのヨレはどう防ぐ? ≪後編≫ に続きます
【今後の釣り教室】
カワハギ釣り教室 at えさ政釣船店さん 12月4日(日) 満船御礼・キャンセル待ち
湾(アカメ)フグ釣り教室 at えさ政釣船店さん 12月11日(日) 満船御礼・キャンセル待ち
追加日程・湾(アカメ)フグ釣り教室 at えさ政釣船店さん 12月18日(日)