林良一ブログ RYO'S METHOD

テクニカル系船釣りの技術論(METHOD)や精神論をメインに、ちょこっと料理のことなども!

2017年01月

個人的に開催させていただいている釣り教室ですが、去年で80回を超え、延べご参加人数は、今年で2000人を超えそうな見込みとなりました。

そんな釣り教室では、出船前にレクチャーを行っているのですが、毎回重複してお話しさせていただくことは重要なこととなり、より多くの獲物を釣り上げることと密接に繋がってきます。

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カワハギ釣り教室のレクチャーでは、釣り方、特に「誘い」に時間を割くことが多いのです。

宮澤さんの「ステージ5理論」のように、海底付近に生息するカワハギなのですが、条件が揃えば宙に浮くこともあり、様々な釣り方で釣れるものなのです。


「今日は宙釣り一本槍で」とか、「1日集器の釣りを通す」という釣り方も、ある意味メンタルトレーニングという位置付けであれば、それはそれで有りなのですが、効率よく枚数を重ねるといった意味合いからは、外れてしまうと思うのです。

では「効率よく枚数を重ねる」ためには、そのような釣り方をすれば良いのでしょうか?


先に記したように、カワハギ釣りには様々な誘いのパターン、食いパターンが存在し、それを短時間で見つけることにより、効率よく釣ることができるのではと考えています。

具体的には・・・


カワハギ釣り・ベストな釣り方をリサーチする 〔中編〕へと続きます


フィシングショーでの、カワハギ最前線トークショーの熱さめやらぬうちに

パシフィコ横浜より移動、会場をメルパルクに移して

【極鋭カワハギ友の会・懇親新年会】の開催です!

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この方が新年会の仕掛け人の幹事の大石さん!

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大石さんの挨拶から、新年会スタートです!

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僕はご指名をいただき、僭越ながら乾杯の音頭を取らせていただきました

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「素晴らしい仲間と、今後のDAIWAの発展と、カワハギ釣りの将来へ乾杯!」

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立食スタイル

これからのスペシャルトークショーに備えて、皆さんお料理を取りテーブルへ

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最初のトークショーはダイワのロッド設計者である品田くんと僕!

品田くんにはSMT(スーパーメタルトップ)、ESS(エキスパートセンスシュミレーション)他、DAIWAテクノロジーのお話しをしていただきました

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僕は、来季のカワハギロッドについて
実際、沖に出てのフィールドテストの模様をお話しさせていただきました

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かやごん、家もっちゃんのコンビは、カワハギのエサ、アサリについてのトークショー

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トークショー後のジャンケン大会も大盛り上がりです!

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宮澤さんもテスター懇親会から到着

堀江さんと3人での、ここでしか聞けない、濃い~~カワハギトークショー!

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大石さんのアイデアで、こんな景品も用意されました!

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「プライベート釣行をDISCにできちゃう権利」をGETしたのはUsukiさん

後日ご連絡させていただき、釣り物は湾フグに決定! プランを練り上げております!!

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「宮澤 幸則と林 良一を従えて釣りに行く権利」は須川さんがGET!

本人は「モルディブでGTを釣る!」が希望だそうです!!

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大石さんからは、ステキなシャンパンのプレゼントも!

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新年会にご参加いただきました皆さま、ありがとうございました。

こんなステキな企画を立案、実行、大盛り上がりのうちに閉会でしたね、大石さん!!

横浜フィシングショー & 極鋭カワハギ友の会・懇親新年会はまた来年です!


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『釣りを愛好する「いい気持ちを持った人達」はまた「いい気持ちを持った人達」を集めます』

by:宮澤 幸則


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熱い夜はまだまだ続くのでした・・・

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皆さんの熱いお話しに耳を傾けながら、横浜の夜は過ぎて行くのでした・・・

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電車の無くなる時間まで、兵どもが夢の後・・・


さて、次の大きなカワハギイベントは

久比里の老舗船宿の巳之助丸さん、山下丸さん、山天丸さん合同の

剣崎沖解禁カワハギ仕立てですかね!

ご参加の皆さま、よろしくお願いいたします



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今発売号の週刊つりニュースに、「東京湾のドラゴンが呼んでいる! 林 良一の冬タチウオ攻略②」が掲載されています。

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特に、食い渋った場合の対処法と、エサ付けの「3つのM」が読み所です!

また、APCの奥野さんは、池田丸さんでのカワハギ教室、シーバスで記事を書かれています。

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近藤先生は、連載でオニカサゴで登場されております。

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週刊つりニュース、是非お読みいただけたらと思います。

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今年は、1月20~22日開催の横浜フィシングショーでしたが、僕は20日、21日とDAIWAブースに立たせていただきました。
 
その時に撮った写真を掲載いたします。

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谷さんとの出逢いは、2008年の、シマノ探検丸カワハギグランプリ優勝の時、彼が釣りビジョンのカメラマンとして、撮影いただいた時でした。

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太ちゃんとあきにい

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五力さんは体験コーナーに挑戦!

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かやごん、家もっちゃん、海馬さん

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マコちゃん

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初日の終礼

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DAIWA船チーム、新年会後

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21日

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柳沢さん

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杉山さん

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つり情報、沖藤編集長

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やっこさん

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松ちゃん、ゴウちゃん、マツさん

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嵯城さんも加わりました

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Yokoseさん、お声掛けいただき、ありがとうございます

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大石さん、マツさん、ゴウちゃん、織愛ちゃん

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大石さんが用意してくれた、極鋭カワハギ友の会、新年会用の目録にサイン

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よんちゃん、中村さん、裕子ちゃん

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TERUさんと泊さん

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吉田さんは山梨県より

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哀川 翔さんと佐須さん

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香ちゃん、溝口さん、ゴウちゃん

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このみさん

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大石さん

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大島さん、ゴウちゃん

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井尻くん

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あっちゃんご夫妻

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荒谷さん

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池田丸さん、橋本船長

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大熊さん

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種井さん、矢内さん

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トークショーは、当日の最終組

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MCの田渕さんにご紹介いただいた時、思わずガッツポーズをしてしまいました・・・(苦笑)

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主にDKOの話しをさせていただきました

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大屋 理絵さん

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第二泉水さん、まる八さんの若船長

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21日、終礼で挨拶するツッキー

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当日のフィシングショーの後、会場をメルパルクに移して、「極鋭カワハギ友の会・懇親新年会」を大石さんが開催、こちらの模様は後日、ブログリリースいたします!

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カワハギ釣り・誘った後の聞き上げ <前編>より続きます


適正な誘いでアタリを創り出し、いざアワセに行く時、カワハギ釣りでは「聞きアワセ」をします。

「聞く」とは、仕掛けを静かに上げて、その重さの違いであったり、魚の口の中にハリが入っているかを確認する動作のことです。

では、アタリがあるとビシッとアワセを入れる他の釣りと違って、カワハギ釣りでは、なぜ聞きアワセをするのでしょうか?

それは

カワハギの口の構造に密接な関係があるのです。

カワハギの口は、人の口と似ていて、クチビルがあり歯があって、その後に口腔、口の中の空間があります。

ですから

ハリが仕込んであるエサをカワハギが食べた場合、ハリ先が歯の裏に引っ掛かった状態で頭を振り、それがアタリとなって釣り人が捉えることも多いものです。

でも

そこでビシッとアワセを入れてしまっては、その、人の力であるアワセで上を向かされたカワハギの、歯の裏を滑ってハリ先が出てきてしまう=バラシテしまう ことになるのです。

そこで

カワハギの歯の裏にハリ先が引っ掛かっている状態で聞きアワセをし、ユックリとカワハギを動かして上げることによって、違和感を感じたカワハギは泳ぎだし、結果、ハリ先は口の中で横にずれることになり、カンヌキと呼ばれる口の脇にハリが刺さることになるのです。

大切なのは聞きアワセの速度で、僕は概ね、「1秒間に1m」を目安に聞きアワセをしています。

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また、ゼロテンションでアタリを創り出す場合は、張っている幹糸に違和感を覚えるのか、口に入れたエサを早めに吐き出すことが多いようで、アタリがあったら即アワセをします。

それも

30cm程ロッドを跳ね上げ、掛かればもっとロッドを上げながらリーリングに入りますが、掛からなかったことも考え、その後のワンチャンス、ツーチャンスを大切に、仕掛けのすぐ下にいるカワハギに、再度エサをプレゼンテーションするようにします。

これは、湾フグ釣りでの釣り方、アワセ方にも共通するものがあります。


何れにしても、掛かった後は、ロッドとラインの角度を90度位に保ち、ATD(オートマチックドラグシステム)を効かせながら、カワハギを水面まで導きます。



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