いつもの定宿の雰囲気とは違い、釣り師の客層も全く変わってしまうアウェイの船宿さんにて、こんなカワハギ釣り師の方の隣の釣り座になりました。
その方は、アサリ剥きナイフの刃先の形を自分で加工して、剥く際にアサリのヒモを除くように、それも2アクションで素早くアサリを剥いていたのです。
翌日早速それを真似して、記憶の中のナイフの形状を思い起こしながら加工、いざアサリを剥いてみたのですが、上手く行きませんでした・・・
その釣り師の方は「カワハギ釣りのハリはイセアマに限る」とも言い切っていて、それには少し疑問を感じたのでした。
イセアマ=伊勢尼で、当時「丸バリ系」と呼ばれていた、チヌバリやコイバリの形の流れを組んでいて、軸が短く太目なハリ形状なのです。
当時もちろん、従来からあったハゲバリ系、ダイワでは「フック」や「ワイドフック」となりますが、フトコロが極端に広く、ハリ先がキュッと、少しだけ曲っている形状のハリも主流でした。
またその後、ダイワでは「マルチ」となるセイゴバリ系の形状のハリもカワハギ釣りに使われ出していました。
カワハギ釣りはば晩秋や初冬が最盛期となり、その時期当然気温は低く、海上を渡る北風につり首をすくめてしまうものです。
そんな寒さの中、小さなハリにアサリの剥き身を付けるとき、やはり手がかじかんで中々上手く付けられない、または時間がかかってしまうものです。
ではとひらめき、軸の長いハリを使ってみることにしました!
エサの付けやすさとバランス ≪後編≫ へ続きます
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