生きエサや人工のものなど、狙う魚種によって多岐に渡ります。
そんな釣りエサに自然と興味を持つことは釣り師として当たり前の事ではないでしょうか。
カワハギ釣りではエサとしてアサリの剥き身を使いますが、これに至った経緯を書いた記述を読んだことがあります。
昔カワハギ漁では、ちょうちん網という漁具を使っていたのだそうです。
ちょうちんは、吊るしている時は形を保ちますが、床に置いて上かほんの少し力を加えると、へなへなと畳まれて行き平らになってしまいます。
そのちょうちんのような、いくつかの枠があり筒状の大掛かりな網を海底に下ろし、その中心にサザエなどを潰して置いておくのだそうです。
貝が好きなカワハギの事、夢中でサザエを食べていると、船の上の漁師は縄を手繰り、網はちょうちんそのままにカワハギを捉えたのだそうです。
「貝が好きなカワハギ」ですので、釣りエサとして、堤防などに自生するムラサキ貝をエサにしようと思ったところ、貝の身が柔らかくエサ持ちが悪く不向きだったのだそうです。
そこで、固い水管やベロがあり、えさ持ちが良く比較的安価なアサリがエサとして定着したのだそうです。
でも、アサリはカワハギの生息域には棲んでおらず、これは、湾フグのエサであるアカエビにも言えることで、後者はアルゼンチン、地球規模でいるとほぼ日本の真裏で獲れるエビなのです。
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