俗に「カワハギ調子」といわれるロッドは極先調子で9:1に近く、掛け調子と言ったりもします。
ただそれは、エサ盗り名人カワハギを相手に、伸びのあるラインで対峙していた頃の名残でもあるようです。
先日の釣りフェスタで、和竿の竿師である早坂さん(右)は「伸びが少ないPEラインが出てきてから、和竿も軟らな調子になってきた」とおっしゃられていました。
これは、ラインの伸びがほとんど無いことで、カワハギのアタリ、そして引きがダイレクトにロッドに伝わるので、ロッドをその分軟調にしてバランスを取っている意味だと理解しました。
またこういった意図とは別に、軟調ロッドと長ハリスを使い、そのハリスに連続した誘いを入れながら連続した弛みを持たせる釣りも実績を上げていることも確かなのです。
では、カワハギ調子のロッドは時代遅れでお蔵入りなのでしょうか・・・?
答えは否。
今シーズン、先シーズンなどは、関東のポイントではカワハギが少なく、定点で誘う釣り方中心に、誘いをかけても必ずシッカリと止める時間を作る、又は、連続した誘いを入れてもほぼ定点でそれを繰り返す釣り方に分があったようです。
軟らかなロッドがトレンド? ≪後編≫に続きます
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