先日は和歌山県での動画撮影の機会をいただき、前泊のホテルに向かう途中にフィシングマックスさんにお寄りする機会を得ました。

自分が住んでいる地域の釣具屋さんには度々行くのですが、離れた地域の釣具屋さんにはこういった機会がないと中々行けないものです。

そんな釣具屋さんの店舗の中を歩いてみると、こちらには無い仕掛けやオモリ等々、珍しいモノが目につくのでした。

たとえばフグのカット仕掛けでも「えっ！ こんな仕掛けもあるの！！」といった具合なのです。


オモリコーナーでは、細長いホゴオモリのラインナップが凄く目を引いたののですが、こんなオモリにも目が止まりました！


中通しの「お多福オモリ」というオモリでした。

関東の小判型よりも下膨れになっているような中通しのこのオモリ、是非湾フグ釣りで使ってみたいと思っております！

なぜカットウ仕掛けなのか？ では、フグ釣りにおけるカットウ仕掛けの優位性を書かせていただきました。

要約すると、エサでおびき出したフグをイカリバリの形をしたカットウで掛けるのです、でもそのカットウにはカエシがありません・・・。



カエシとは、ハリが刺さると抜け辛くなる針状の突起で、槍などにもそのカエシが付いているものです。


もしカットウにカエシが付いていると、フグの皮膚に刺さり込んだ場合に、その丈夫なコラーゲン質の皮膚の事、カエシがきいて抜けなくなってしまい、船上で切開してカットウを外したりとすこぶる手返しが悪いのです。


カエシが無いカットウの事、アワセを入れた直後はロッドのストロークを活かし、リールを高速で巻いてカットウが外れる事を防ぎます。

2024年のDAIWAカワハギ新製品の注目の的は、何といってもカーボントップの “瞬 鋭” ではないでしょうか？

そんな瞬鋭の情報開示の後、「ダイワはSMT(スーパーメタルトップ)の極鋭じゃないの？」などと多数の方から聞こえてきております。


メタルトップの極鋭が世に出て20年、その間もSMTの研究開発をしているダイワではありますが、同時にカーボントップ(穂先)の研究開発もしてきているのです。

カーボントップである「メガトップ」に加え、さらに感度アップの「メガトップR」の登場によって手感度、仕掛けの操作性が飛躍的にアップいたしました！


先日和歌県のかもる丸さんでの2024 DAIWAカワハギ新商品のインプレッション撮影で、僕はこんな感触を得ました。


瞬鋭H-175は、ダイワのカワハギロッド史上最高レベルの手感度と操作性で、宙でも底でも手感度アタリで “瞬く間に鋭く掛けに行く” ことができました。





手感度が重視されるカーボントップではありますが、ゼロテンション時の目感度でもアタリを出してくれた柔軟なメガトップRを搭載した瞬鋭 S-172の自重は何と、アンダー50gの49gなのです！！



また “極鋭カワハギ EX VS” も登場、(カワハギロッドの)ボトムを意識した張りが仕掛けの操作性やアワセのパワーに活きていて、VSのお家芸である削り込んだSMTでゼロテンでのアタリもハッキリと出しました。




インプレ動画撮影では、そこここでダブルが、トリプルも飛び出し、そのポテンシャルの高さを裏付けする結果、良い撮影となりました。

またアナリスターカワハギもリニューアルいたしました！

更にハリに一工夫(これが効果的だった)や、エサの添加剤にも今年は注目です！


これらのインプレッション動画は7月後半にリリース予定、是非ご期待いただけたらと思います。