林良一ブログ RYO'S METHOD

テクニカル系船釣りの技術論(METHOD)や精神論をメインに、ちょこっと料理のことなども!

2025年05月

白子シーズン真っただ中である東京湾のショウサイフグ釣りですがなのですが、今季匹数的には今一歩な様相が窺えます。

それというのも去年、秋口から始まる寄りフグが芳しくなかったので、その小型の釣れ残りが少ないのかも知れません。

そんな5月の後半、えさ政さんに到着してみると、当日は隔週刊つり情報さんの湾フグ取材とのことでした。

記者の細田さんとはそう・・・、6~7年振り位の再会でしょうか、優しく温厚な方なのです。

 

さて、当日は平日にもかかわらず2艘出しで、僕は内木船長の船へ釣友2人と並びました。

出船前に両方の船のお客様に湾フグ釣りのレクチャーをさせていただきました。

 

 

最初のポイントは富津沖、下げ潮の時間帯は富津を攻めてから大貫沖に移動するようです。

 

今回も紅牙遊動テンヤSSラトルダンス2を使用してみました。

 

 

開始15分、左隣の串間さんが船中ファーストヒット! でもその後が中々続かないのです・・・

 

しばらくおいて内村さんにもヒット、この日はちょっと活性が低いようなのです・・・

 

大貫沖より富津沖の方が多いのでしょうか、砂地に横になって引きずられるカットウに今回も砂の粒が付いてきます・・・

 

反対左舷の大艫では、えさ政さんの常連の安藤さんが釣り上げました!

 

沖上がりまで2時間、僕の右隣の方も釣り上げました! 艫周辺の釣り座では僕だけが・・・(何故?)

この方に「もうラスト2時間しかなくなっちゃいました・・・」と焦りをお話しすると・・・

「まだ2時間もあるではないですか!」と励まされるのでした(優)

 

後半過ぎの上げ潮で串間さん連発、この時彼女は3匹、僕は・・・(何故・2)

 

僕はアタリがあるものの、釣れ上がってくるのはサバフグ、ギマ、そしてイイダコまで・・・

船中釣果の平均は1匹行くか行かないかの渋い日ではありましたが、時間が経つに従って募る焦り・・・、でもポーカーフェイス(苦笑)

沖上がり迄30分余りとなり更に集中、風も無くなりアタリを取るには良いコンディション、ジックリと穂先を見つめゼロテンションを維持、震えるようなアタリを捉え、この後もう1匹追加して沖上がりとなりました。

 

ロッド:極鋭湾フグ EX

リール:アドミラ

ライン:12ブレイド0.6号

リーダー:ディーフロン200EX4号

カットウ:D-MAX フグカットウバリSS M

 

ちょっと渋かったこの日、串間さんが5匹と次頭を大きく離し堂々の竿頭、串間さんおめでとうございます!

 

これからまだしばらく楽しめる白子付きのショウサイフグ、釣りの楽しさと食の美味しさを求めて出かけてみてはいかがでしょうか。

えさ政さん、大船長、女将さん、内木船長、まなぶ船長、中川さん、お世話になりました。

またこの日の記事は、隔週刊つり情報誌6月15日発売号に掲載される予定です。

 



                                         林 良一  Facebook  instagram  X




  【釣り教室のご案内】

6月エギタコ釣り教室 at えさ政さん キャンセル1名様が出ました。



7月:エギタコ釣り教室 at えさ政さん・募集中!・ただ今10名様のご予約です。

6月:湾(ショウサイ)フグ釣り教室 with 富士村 彩花テスター
満船御礼キャンセル待ちとさせていただきました。




※会社の釣りクラブや、釣り好きのお仲間での、プライベートでの釣り教室もお受けしております!


お気軽にご相談いただけたらと思います。ブログ右上の「メッセージ」にてお問合せいただけたらと思います。


スマホの場合はブログ画面下端までスクロールしていただき「PCモード」にしていただくとメッセージ欄が表れます。


プライベートでの平日開催の釣り教室もご相談うけたまわります。

          


先日カットウに砂が掛かってしまう・・? というブログをリリースさせていただきました。

それに対してのご質問をいただきました。



〔ご質問〕

湾フグ釣りを愛好しております。

ダイワを始め色々なカットウを試していますが、カットウには捨て糸をどのように結んでいるのですか。


〔回答として〕

ダイワのカットウについて回答させていただきます。

ダイワのカットウはリニューアルし、伊勢尼型のSPEEDとキツネ型のKEEPの2種類になりました。

文字通りSPEEDは刺さりやすくKEEPは掛けた後保持しやすい形状となっています。


カットウにはこのように捨てイトを結んでいます。

P5280001



①フロロの3号をカットウの上からスプリングに通します。

P5280003


②カットウ下部に出てきたイトに移動結び(本線を引くとループが縮まる)でループを作ります。

P5280004



③そのループをハリの一つに通し引き締めて行き、ヒゲをスプリングに入れてしまい完全に引き締めます。

P5280005

P5280006

P5280007

P5280008


④上部に8の字結びでコブを作り少々ヒゲを残してカットします。

P5280009

P5280011



割と簡単に捨てイトを取り付けられたのではないでしょうか。

この方法だとイトの無駄も出ず経済的です。

カットウバリのスプリングは秀逸、大型フグの横っ走りでも、カットウ上部の角でイトが切れることはありません。

image2





               林 良一  Facebook  instagram  X




  【釣り教室のご案内】

6月エギタコ釣り教室 at えさ政さん キャンセル1名様が出ました。



7月:エギタコ釣り教室 at えさ政さん・募集中!・ただ今10名様のご予約です。

6月:湾(ショウサイ)フグ釣り教室 with 富士村 彩花テスター
満船御礼キャンセル待ちとさせていただきました。




※会社の釣りクラブや、釣り好きのお仲間での、プライベートでの釣り教室もお受けしております!


お気軽にご相談いただけたらと思います。ブログ右上の「メッセージ」にてお問合せいただけたらと思います。


スマホの場合はブログ画面下端までスクロールしていただき「PCモード」にしていただくとメッセージ欄が表れます。


プライベートでの平日開催の釣り教室もご相談うけたまわります。

          


暑い日が続いたと思ったら梅雨空のような曇り空が続く5月、ちょっと試したいことがありえさ政さんへ行ってきました。

 

試したいことの一つは、ジャンボトラフグ仕掛けで使ったハリで親バリのカットウ仕掛けを作ってみたのです。

このオモリは紅牙遊動テンヤSSラトルダンス2、タイラバ用のシンカーですが、湾フグ用に適した号数が揃っておりカラーも豊富なのです!

 

通常カットウ仕掛けの親バリは、軸にケンが付いているタチウオバリなどを使いますが、チモト部分がオフセットになっていて太軸、エサ持ちが良いのでは、エサのズレがないのではという思惑で使ってみました。

 

エサ付けはトラフグ釣りの時と同じように、尾から2節残した背側の殻からハリを出し、そのオフセット部分をセット、ハリ先を見の部分に差し込みました。

使用感は悪くなく、アタリもスポイルされることもなくフグを釣り上げることができました。

 

そこからはチラシバリ仕掛けと交互に使いながら釣り進めてみました。

おしなべて感じる事は、親バリ仕掛けの方が抵抗が少ないということなのです。

底にオモリを置いている時の潮受け加減、スッと跳ね上げた時の重さ、空巻きの時の重さなど、親バリ仕掛けの方が軽く、チラシバリ仕掛けの方が潮受けして重たい感じになるのでした。

 

この日は何だか上手く嵌れず、沖上がり間近には連荘したもののそれまではパッとせず・・・

これからも湾フグ修行ですね!

って、マダコももうじき解禁なんですけど、と、沢山の釣り物のあるシーズンとなってきました。

 

 

 


                                     林 良一  Facebook  instagram  X




  【釣り教室のご案内】

【New】7月:エギタコ釣り教室 at えさ政さん・募集中!

6月:湾(ショウサイ)フグ釣り教室 with 富士村 彩花テスター
満船御礼キャンセル待ちとさせていただきました。

6月エギタコ釣り教室 at えさ政さん 満船御礼キャンセル待ちとさせていただきました。





※会社の釣りクラブや、釣り好きのお仲間での、プライベートでの釣り教室もお受けしております!


お気軽にご相談いただけたらと思います。ブログ右上の「メッセージ」にてお問合せいただけたらと思います。


スマホの場合はブログ画面下端までスクロールしていただき「PCモード」にしていただくとメッセージ欄が表れます。


プライベートでの平日開催の釣り教室もご相談うけたまわります。

          


船はポイントの真上迄連れて行ってくれますが、陸上との釣りとは違って揺れることがデメリットであると言えるかも知れません。

主に風による波、ウネリによって船は揺れるのですが、そういった船のローリングやピッチング、又は上下動などに素早く対応、ロッドを船の動きと相殺するように動かし、仕掛けに船の揺れを伝達させないようにするのです。

コマセダイ釣りでの軟調ロッドがその良い例で、ロッドキーパーにセットしたロッドが船の動きよりも遅れて、それもユックリと動くことにより、海中の仕掛け(ビシやテンビン)の位置がそう上下しない仕組みになっているようです。

では船釣りでは「揺れが激しい時ほど軟らいロッドを使う」のか?

それは釣り物によるようなのです。


先の湾フグ釣りでは、穂先が柔軟なロッドから、それよりもやや張りのあるロッドに換えてみました。

参考記事:強風時は硬めのロッドで!

するとどうでしょう、風によるごく柔軟な穂先の揺れが止まり、なおかつ目感度アタリは明確に出たのです!

硬い穂先は目感度アタリを小さく出すものですが、風に翻弄される穂先を常に補正しながらの釣りはタフなもので、幾分目感度を犠牲にしても硬い穂先のチョイスは有効でした。


繊細な釣りほど目感度アタリの感知がし辛く、ゆえ柔軟な穂先のロッドを使うのはセオリーではあります。

でも、状況を読んでのロッドチョイスも功を奏すものではないでしょうか。

image6




              林 良一  Facebook  instagram  X




  【釣り教室のご案内】

【New】7月:エギタコ釣り教室 at えさ政さん・募集中!

6月:湾(ショウサイ)フグ釣り教室 with 富士村 彩花テスター
満船御礼キャンセル待ちとさせていただきました。

6月エギタコ釣り教室 at えさ政さん 満船御礼キャンセル待ちとさせていただきました。





※会社の釣りクラブや、釣り好きのお仲間での、プライベートでの釣り教室もお受けしております!


お気軽にご相談いただけたらと思います。ブログ右上の「メッセージ」にてお問合せいただけたらと思います。


スマホの場合はブログ画面下端までスクロールしていただき「PCモード」にしていただくとメッセージ欄が表れます。


プライベートでの平日開催の釣り教室もご相談うけたまわります。

          


富津沖や大貫沖など、なだらかな砂地の海底に生息しているショウサイフグ。

「ショウサイ」とは「潮騒」が転じてその名がついたと言われています。

そんなショウサイフグですが、今季は釣りをしていると、何だか小さな砂の玉みたいなものがカットウに刺さって来るのです・・・

image25


よく見ると透明のひも状なもの付いており、何やら海の生物のようなのですが、ポイントによっては多い時は1本のハリに2~3粒、カットウが真っ黒になって上がってくるような場合があるのです。

ここで思案・・・

「伊勢尼型というハリの形状、また、キャストした時にテーリング(カットウがエサバリなどと干渉、絡んでしまう事)防止の為に付けているガン玉が付いている・・・

ということは、こういった砂の玉が海底にあると、ハリ先が海底と平行であり、なおかつオモリが付いていて重いのであれば、特に仕掛けをサビいている時などその砂の玉に刺さりやすいのでは?」

と考えたのでした。

c22e4d0d-s


そして・・・

「では、ハリ形状はハリ先が内側を向いているKEEPで、そしてオモリを取ってみては?」

ということで、KEEPで捨てカットウを作って釣ってみたのでした。


その日は砂の玉は少なかったのですが、伊勢尼型では砂の玉やヒトデが掛かってくることがありました。

image19


KEEPでは、そんなゲスト(?)の掛かりは少なくなった感触で、シッカリとフグにもフッキングいたしました。

image8

S__6602779


image2


個人的には伊勢尼型であるSPEEDを主に使っているのですが、場合によっては底を拾いにくいKEEPも良いなと思った釣行でした。


またKEEPは、根掛かりの多いヒガンフグでも活躍してくれています!



             林 良一  Facebook  instagram  X




  【釣り教室のご案内】

【New】7月:エギタコ釣り教室 at えさ政さん・募集中!

6月:湾(ショウサイ)フグ釣り教室 with 富士村 彩花テスター
満船御礼キャンセル待ちとさせていただきました。

6月エギタコ釣り教室 at えさ政さん 満船御礼キャンセル待ちとさせていただきました。





※会社の釣りクラブや、釣り好きのお仲間での、プライベートでの釣り教室もお受けしております!


お気軽にご相談いただけたらと思います。ブログ右上の「メッセージ」にてお問合せいただけたらと思います。


スマホの場合はブログ画面下端までスクロールしていただき「PCモード」にしていただくとメッセージ欄が表れます。


プライベートでの平日開催の釣り教室もご相談うけたまわります。

          



↑このページのトップヘ